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歯周病と認知症

投稿日:2018年9月23日

カテゴリ:歯周病

〇歯周病と認知症の関わり

歯と認知症に関わりがあるの?と思われる方がほとんどと思いますが、実は大きく関わっています。

そもそも、認知症は「脳の炎症」で、歯周病も「歯肉の炎症」であり、慢性的な長期にわたる炎症と両者ともに言えます。

歯周病の「炎症」は外部や内部で起こる害のあるものへの身体の防御反応です。つまり、身体は自分の細胞を破壊してまでも害のあるものを取り除く仕組みとなっております。この歯周病の「炎症」は、糖尿病、高血圧症、心疾患等、認知症あらゆる全身疾患に影響を与えることが分かっております。

近年、歯周病治療で認知症の進行を抑制できたという研究も多く報告されています。

あるヒトでの調査で、認知症で亡くなった方の脳を調べると歯周病の代表的な細菌(p.g菌)が持つ毒素が高頻度で検出され、認知症でないヒトの脳では全く検出されなかったとのことです。また、認知症になるとp.g菌が血液検査で陽性反応を強く示すという結果も出ています。

すなわち、このすみやかに進行する炎症、「歯肉の炎症・脳の炎症」を発症しないようにすることが大切です。認知症になる年齢で一番多いのは70歳代ですが、歯周病はすでに30歳代以上の成人の80%が罹患しています。

歯周病は重症化しない限り、自覚症状がなく自分でみつけるのが難しい慢性的な炎症なのです。将来、認知症になるのを避けるためにも、できるだけ早くから歯周病予防のため歯科検診を受ける必要があります。

最近では20歳代でも50%が歯肉の炎症(歯肉炎)があると言われています。ですからより早く、遅くとも歯周病が重症化する人が多い40歳代以前に、歯周病治療のアプローチをしていくことがとても重要となります。

歯周病や虫歯の結果、歯を失うことは「かめない」ということを意味します。このことが認知症の発症に影響を与えていることがわかっています。

ある調査では、健常者に比べ自分の歯を半分以上無くした人、総入れ歯の人は認知症のリスクが高いとわかりました。

また、歯の数が9本以下の人は10本以上の人に比べ平均2.2倍認知症になりやすかった、20本以上自分の歯がある人に比べ、歯が少なく義歯も使用してない人は認知症のリスクが平均1.85倍高くなるという結果が報告されています。

きちんと入れ歯を使ってかめている人に有意差はないという結果です。

そして、かかりつけ歯科医院で日頃から定期検診を受けてない人は、平均1.44倍認知症になりやすい傾向があると報告されています。

つまり、「かめない」ということが脳への刺激が減り、食事が十分取れず、栄養不足になり認知症になるリスクを高めると言えます。

これらのことより自分自身の将来、家族に介護の負担をかけないためにも今から、歯の健康を考えることがとても大切だと思いませんか。

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