歯周病と 漢方
投稿日:2018年12月17日
カテゴリ:漢方
歯周病と冷え性(気虚タイプ)
女性の方で冷え性の方は多いと思いますが、東洋医学では冷え性の4つのタイプがあります。
①気虚(ききょ)タイプ
*疲れやすい
*だるい
*ストレスが多い
*体力がない
*風邪を引きやすい
*食欲がない
*胃腸が弱い
*下痢が多い
このタイプの方は、歯茎(付着歯肉)がもともと薄い方が多いうえ、ストレスによる食いしばり、歯ぎしり、血流障害などにより、歯周病により歯茎が痩せて下がってくる傾向が強く、歯がしみる(象牙質知覚過敏症)症状が多くみられます。
Dr.シンゴのお勧め漢方薬
〇補中益気湯(ほちゅうえっきとう)疲れやすく、虚弱体質で、胃腸の働きを促進、活発にし食欲不振に効果があり、間接的に冷え性を改善します。
〇加味逍遥散(かみしょうようさん)イライラや不安感、情緒不安定など更年期障害、生理不順、不眠などによる冷え性に効果があります。
〇当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)身体の細い方で体力不足で貧血や、低血圧の方の冷え性に効果的です。
注)漢方薬は自分で判断せず、医師、薬剤師の指示を受けて服用しましょう。
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